ビタミンB群とは
・ビタミンB1
・ビオチン
・葉酸
計8種類のビタミンのこと。
ビタミンB1
ビタミンB1の役割
・疲れを回復させる。
体が疲れると出る乳酸を分解してエネルギーに変える働きをする。
・糖質を代謝させる。エネルギーの代謝を促す。
脳は糖質だけをエネルギー源にしているため、ビタミンB1が不足すると脳にエネルギーがいかず頭の回転が悪くなる。
・抗神経炎作用
ビタミンB1が不足すると起きる問題
・イライラやストレスを感じる
・食欲不振
・疲れやすくなる
・脚気(=多発性神経炎)
・心臓の機能が低下して足がむくむ
・神経障害が起きて足がしびれる
・ウェルニッケ脳症
(眼球運動の麻痺、視力障害、歩行運動の失調、意識障害、呼吸障害、末梢神経障害)
※ひどくなると筋無力症、作話症、言語障害、頻尿、起立性低血圧など
・癌
ビタミンB1の特徴
・体内に貯蔵されることはない。
・大量摂取すると頭痛、イライラ、かゆみが出る。
・水溶性
⇒成分が溶け出す汁物が良い。
・ビタミンB1の消費を節約する働きがある油で炒めるのも良い。
・豚肉のビタミンB1は加熱しても壊れにくく、体内での吸収率も優れている。
・にんにくと一緒に調理するとビタミンB1の披露回復作用が長持ちする。
・アルカリで分解される。
ビタミンB1がとれる食材
・豚肉
(100g食べると日本人成人男子(20~29歳)の1日の必要量の85%がとれる)
・ヒレ肉
・ロース肉
・バラ肉
・うなぎの蒲焼き
・麦芽米、玄米、麦ご飯
※白米はビタミンB1が豊富なヌカを取り除いている
ビタミンB1の「日本人の食事摂取基準」(2020年版)
性別 | 男性 | 女性 | ||
年齢(歳) | 推定必要量 | 推奨量 | 推定必要量 | 推奨量 |
18〜49 | 1.2 | 1.4 | 0.9 | 1.1 |
50〜74 | 1.1 | 1.3 | 0.9 | 1.1 |
75以上 | 1.0 | 1.2 | 0.8 | 0.9 |
※単位:mg/日(※1,2)
※1チアミン塩化物塩酸塩(分子量=337.3)の重量として示した。
※2身体活動レベルⅡの推定エネルギー必要量を用いて算定した。
特記事項:推定平均必要量は、ビタミンB1の欠乏症である脚気を予防するに足る最小必要量からではなく、尿中にビタミンB1の排泄量が増大し始める摂取量(体内飽和量)から算定。
ビタミンB1がとれるサプリメント
●内容量
81.0g
●成分配合量(1粒あたり)
ビール酵母:90.0mg
セルロース:199.9m
ビタミンB6:1.0mg
ビタミンB1:1.0mg
ビタミンB2:1.0mg
葉酸:0.1m(100μg)
ビタミンB12:1.0mg
ショ糖脂肪酸エステル:5.0mg
微粒二酸化ケイ素:1.0mg
※目安量は1日3粒
●販売者
株式会社サプリメント工坊 +SF